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忘年会

  • mhojo58
  • 2022年12月19日
  • 読了時間: 2分

 今年は再開の動きがあるとはいえ、まだコロナ禍が続いており、忘年会は少なくなったな、という印象です。コロナのちょっと前に「忘年会スルー」という、主に若者の忘年会忌避の動きがありましたが、コロナでさらに忘年会が忌むべきものとして避けられるようになったようです。社員全員参加の大規模な忘年会、席次への気配り、上司へのお酌、余興、2次回、これらはみんな若者に言わせると「昭和の遺物ウゼー」ということになるのでしょうか。

 しかし、会社であればいつも顔を合わせている同僚上司などとの飲み会でしょうが、弁護士は基本的に個々が事務所を構えて執務しており、忘年会といえば弁護士会全体のものか、あるいは会内の各種委員会、勉強会、あるいは兄弟事務所との合同懇親会(ある事務所で勤務していた弁護士が独立して事務所を構えると、巣立った元事務所を中心になってゆるやかなネットワークを形成するということがあります)ということが通例です。コロナ禍になって、各種飲み会、懇親会がなくなって感じたのが「他の弁護士と会わなくなったな」ということでした。個々の事件の関係で相手方になっている弁護士は仕事の関係では顔を合わせますが、仕事以外の話をすることはなく、また相手方等にすらなっていない弁護士はほとんどお見掛けしません。そうなると飲み会、懇親会でそれぞれの近況を聞いたり、情報収集をすることがけっこう大切になってきます。弁護士にとって人脈、ネットワークは宝であり商売のタネでもありますから、なかなか、飲み会とはいえ疎かにはできません。

 私も数少ないとはいえ、まだ弁護士絡みの忘年会がありますので、以前のようにアルコールの摂取に努めるばかりではなく、同業者たちとの親交を深めるべく努力したいと思います。

 
 
 

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