先日、30年ぶりに中学・高校時代(中高一貫の男子校でした)の旧友に会いました。30年経つと外見は結構変わるもので、特に頭髪と体形に著しい変化を来している者がちらほらおられました。学校の学園祭の時にバンドをやったのですが、その再結成ライブで、私も押し入れから埃をかぶったエレキギターを引っ張り出して、下手なギターをかき鳴らして懐かしの青春ソングを演奏したのですが、演奏の出来はともかく、久しぶりに大きな音で演奏出来て楽しかったです。
面白かったのは、こんなアラフィフになっても、人が「部活」でカテゴライズされていたことです。旧友に出会うなり、「あっ、水泳部の北條君でしょ?僕は野球部だった〇〇です」みたいな挨拶から始まり、「水泳部といえば〇〇や〇〇はどうしてる?」という近況報告もありました。また「〇〇って覚えてる?」、「ちょっと覚えてない」、「ほら、スキー部だった奴」、「あーっ、あいつか!」みたいな、部活で人を思い出すことも多々ありました。聞くと、みんな部活の同期だったメンバーとはたまに飲んだり集まったりしているとか。私たち水泳部OBもそうです。中高6年間同じ部活をしていた者が多いので、完全に人と部活がリンクしてしまっているのです。
30年の時を経て、妙なところで「部活やっておいてよかった」と思った一コマでした。
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